代表ブログ

心のブレーキの存在を理解する
2010年4月22日 (木)



先日こんな話を。
「おい、知佳、もしキムタクに急にプロポーズをされたら結婚するか?」
「ねぇ、佐藤さん、もし急に小沢さんにポスト鳩山として次期総理になってくれと頼まれたら総理だ大臣を受けますか?」
もちろんプロポーズも断るし、総理就任も土下座してでも断るでしょう。
頼みますから勘弁してくださいってなもんですね。
自分自身の成功や成長も度が過ぎると嬉しいどころか迷惑以外の何物でもないというのが本音ですね。
わが社オリバーでも目覚ましい大きな売り上げを上げるチャンスにいるものが今月何人もおります。まあ、春の繁忙期ですから当たり前なのですが。
でも不思議なもので、表現の仕方はあまりよくありませんがパチンコで言うと確立変動をひいているのみ関わらず全部出し切らなかったり、連チャンしなかったりと。
せっかくのチャンスなのに実力以上の成績を上げてしまうことを恐れてしまうのですね。
これは意外によくある話。
どの辺でリミッタ―というか心のブレーキがかかるかはもちろん個人差があります。
キャパシティというか意欲と言うか。
そんな容量も含めて人間の実力というものは構成されていきます。
もちろん中長期の長い目で見ると、常にチャンスがあればイケイケで攻めまくる人とある程度でブレーキを掛ける人とでは驚くほどの能力差や実績も変わってきます。
皆さんこんなことをご存知でしょうか?
人間の筋肉って本来の力の確か60%ほどしか力が出ないように脳がコントロールしているんですよね。これは何故かというと筋肉や体を壊さないために無意識で抑制しているそうです。
火事場のクソ力って聞いたことはあると思いますが、脳が抑制している力を解放した状態なのですね。だからスポーツをしている人はこの抑制されている部分を多く使うことができる。
日々の自己鍛錬によりますね。
自分の仕事の能力も同じです。どこかで心がブレーキをかけることってあります。
日々自分に厳しく努力をしていると、いざという時に目覚ましい結果が出るものです。
私は昔、スポーツの分野でもセールスの分野でもかなり自分を追い込んできてきた経験があります。
社員全員に同じ経験をさせようという気は全くありませんが、皆人生をかけて大事な時間をオリバーという会社で時間を使っています。
大きな成果を上げさせてあげたいし、今後どんな厳しい時代背景になったとしてもたくましく戦いぬける実力のある人材に成長させてやることは私の重要な責任であると思います。
ある程度の負荷が無いと心も筋肉も大きくはなりません。
若い諸君は自分の力を毎日出し惜しみしないようにガンガン仕事してほしいと思います。
そしてちょっとやそっとのことで心のブレーキが働かないビッグな人材へと成長していってほしいものです。
日々の仕事の中では厳しいことや嫌なこともあるかもしれませんが、仕事だから仕方ない。
厳しいことや嫌なことから逃げる人生よりもどんどん自ら進んで克服して突き進んでもらいたいと思います。
今の一瞬がキミの未来に繋がっているのだから。
でも知佳なら逃げずにキムタクと結婚するかもね。ハートはビッグな奴ですからね(笑)。

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