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職人の心意気
2012年11月6日 (火)



私のデスクの横に貼ってあるAKB48の中の小嶋陽菜が可愛くて気になって仕方ない小川です。
さて、先日このような本を読みました。
「世界に響け職人の心意気」著者;谷端信夫さん
富山県の建具職人さんの本ですが、正直富山にこんな素晴らしい職人さんが身近にいるとは
知りませんでした。
本物の職人の技術は日本だけではなく世界に通じることを結果をもって証明していらっしゃる。
同じ経営者として苦労話には共感できる部分が多く、何度か泣いてしまいました(笑)。
私も建築業者として職人の端くれです。作業はしませんので手に職はありませんが。
物を作る。家を建てる。リフォームをするという意味では職人としての心意気は同じように
私たちは持っています。
しかし、忙しさや経済合理性、そして生産性を見ながらビジネスとしてどうかと考えながら仕事を
していますと、職人の心意気がどんどん見えなくなる時があります。
だからこそ、私たちも仕事を選ばなければいけないですし、時にはお客様からのお仕事の
依頼をお断りする勇気も必要です。
お任せいただいた以上は、すべてのお客様に対してベストを尽くせねばいけません。
しかし、雪国の富山では冬の時期(11・12・1・2月)は仕事が激減します。
冬が長引いた年の3月やお盆のある8月などの夏もそうですから、賞味な話半年で売り上げを作っている
感覚になる時があります。
ですから、繁忙期には忙しすぎて、油断が出てしまい、施工品質に問題が出たり、お客様対応や
サービス面がおろそかになってしまうときもあります。
突き詰めると経済合理性を求める中で、売り方のうまい業者のままではいつまでもこのような外部要因に
振り回されっぱなしであると思います。
今期売り上げが待望の10億を超えて、少し一人前の顔をしてきましたが、実際にはまだまだ
企業改革まっただ中であることは変わりません。
まだまだお客様から必要とされる会社、どこにも負けない仕事をする会社になっていかねばならないと
痛感しています。
この本の職人さんとは追いもとめるイメージは違いますが、本物を追求していく心意気はおなじであると
思います。
うちの社員にも読ませて、職人の心意気、自分自身の職業観について深く考えてもらいたいと思います。
う~ん、それにしても敦ちゃんが抜けた今、小嶋陽菜が気になって仕方がない。

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