代表ブログ

踊り場
2012年11月5日 (月)



写真は少し雪化粧を始めた立山連峰の剣岳をバックに初めての社長同行で身構える今井。
立山連峰階段にも踊り場と言うものがあるが、人間の成長にも踊り場がある。
今井が踊り場であるとは言いませんが、少し基本から指導し直す時期に
なっているのは間違いないようです。
一般的に会社に入社して3年から4年位してくると、
なんとなく一通りのルーチン化された仕事は覚えてきた気になり、上司からも
怒られることも減りストレスは激減してくる。
心地よいビジネスライクに浸ろうと思えば浸れる時期かもしれない。
しかし、人間は成長とともに目標を高く持ち上げていかねばいけない。
自分が成長しているのに、自分の成果目標が低いと一生懸命に仕事しなくなる。
仕事とは、常にほとばしるような情熱で本気で取り組むべきものである。
負荷をかけないで人間は楽して成長などしない。
押しつぶされそうな苦境を何度もクリアしてくるからこそ人間としての実力がつくのであり
強さや迫力が出る。
また、時には押しつぶされ、ノックアウトされても不屈の精神で再戦に挑み続け、そして
最後には勝利を治め、次なる目標へと戦っていくのである。
最近の若い子はハングリー精神が足りない。
満たされています。
会社や上司が魅力ある夢を語り、それを実現することが自分の自己実現とリンクするような
仕事にしていかねば高い目標を掲げることはないかもしれない。
しかし、平和で豊かな日本ではありますが、こんな時だからこそ自己研鑚に励まなくてはいけない。
余談になりますが、最近ニュースでスマップの「世界で一つだけの花」という曲が人気1位と
いうことらしいが、語弊があるかもしれないが、私はあの曲が大嫌いです。
社会の荒波の中の競争社会で自分自身の実力を高めていかねばいけない。
それは上を目指すこと!
最終的にはNO,1のいただきを目指すこと。
しかし、NO,1でなくてもいい。ONLYONEでいいという表現は安易に戦うこと、競争することから
逃げ出すことを容認するようになる。
大の大人がそんな甘っちょろい社会の雰囲気は作るべきではない。
適度な競争社会の中で、自分自身の守るべきもの、そして目指すべきもののために
自分自身を磨いていかねばいけない。
そんな強い若者を育てる社会の中で強い会社、強い国ができるのではないでしょうか。
オリバーの中でも、踊り場でしばらく踊る者が時々現れますが、そんな時期も必要です。
しかし、いち早く自分自身が自主的に、主体的に目指し、努力できる目標が見つかることを
期待しています。
まぁ、まずはどんなお客様にも満足して喜んでいただける工事ができるようになってからの話ですけれどね。
それまでは、ただの甘やかしであると厳しく接するのが小川流です。
オリバーは人間道場。
素晴らしいプロを育成するために愛情をもってビシバシ鍛えていきますので
みんな気合を入れてついてきてね!

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