代表ブログ

ヨガの佐藤先生
2006年12月1日 (金)



今日は月に1回の富山本物研究所による外部講師をお招きしての勉強会。
今回はヨーガ・セラピストの佐藤先生にお越しいただきご講義いただきました。
研究所の研究員は皆「ジャージ着てきた方がいいかな?」などといろんなポーズさせられるのでは?と思っていたようですが講義を聴いてビックリ!!
ヨーガとは健康のために体を動かしストレッチのインド版くらいに思っていた人が大半です。
でもそのような浅はかなものではなく自分自身の精神世界を鍛え成長していくことを日ごろの人間の生き方の捕らえ方から考えるような深いものでポーズ(体を動かす事)はその段階のほんの1部分であるようです。(うまくはまだ言えません・・・)
小川メモ(感銘を受けたポイント)
1、やってはいけないこと(禁戎)をしないという事を守る習慣を進んで行えるようになって初めて
  ポーズ(坐法)を行う。ポーズとは瞑想に入る事。
2、精神性を挙げるためにヨーガの初期の段階で苦行を行わなくてはならない。(自分のためで  はなく人のためにどんな善行を行うか)
3、「ヨーガとは心の働きを死滅する事である」→自分自身の心をセルフコントロールする事であ  りそれすら出来ない人間が他人や部下に指示や指導する事はおかしい。
4、「進んでやった方がいいこと・してはならないこと」が分からなくなるとストレスが溜まり心身   症などが起こる→会社や世の中では頻繁にあることですがコミュニケーションの問題と捉え  がちのこと。でももっと深く考えると精神と心の問題である。他人を幸せにするという事は一   方的なばらつきのある指示では実現しない。(教育面として深く考える必要がある)
5、自我を抑え心の働きを抑制していかねばならない。(自分自身の行動は自分の利益のため  に動いているのではないか?自分の我を通し世の中の中で生かされているという謙虚さをな  く しているのではないか?)
などなど考え深いところが多かったです。私自身会社や仕事を通して自分自身を磨いているつもりでいますし人間力も日々磨いているつもりでいました。だが、今日佐藤さんの話をお聞きして今まで入った事のない世界を垣間見たような気がしました。私利私欲とは全く関係のない精神世界。若干宗教的な感もありますがヨーガをとおして人間や世界の根源まで本気で考えた内容の濃い2時間でした。
ちょーっと感化され毎日10分でも瞑想をしてみようかな?と思えてしまった小川でした。

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