家族みんなが住みやすい家。ユニバーサルデザインの家のおすすめ

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家族みんなが住みやすい家。ユニバーサルデザインの家のおすすめ
内装
2021年10月11日
これからリフォームを考えているもしくは新築を考えているなら、家族みんなにとって安心・安全な家づくりを心がけたいですよね。「ユニバーサルデザイン」を積極的に取り入れた家づくりを行ってみてはいかがでしょうか。家族みんなにとって快適な家を目指せます。この記事では、ユニバーサルデザインとはどのようなものか。またユニバーサルデザインを取り入れる際のポイントについても紹介します。賢い家づくりの参考にしてくださいね。

ユニバーサルデザインの家とは

そもそもユニバーサルデザインって耳にしたことはあるけど、具体的にはわからないと思う人も多いはずです。詳しく解説します。

 

ユニバーサルデザインの定義

ユニバーサルデザインとは、「すべての人のためのデザイン」「みんなに優しいデザイン」を指します。また形あるものだけでなく、しくみやサービスも含まれます。子どもから成人、お年寄り、障害がある人、外国人などのあらゆる人を対象にしたデザインです。

 

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ユニバーサルデザインの考え方は、アメリカのノースカロライナ州大学のロナルド・メイスによって提唱さ

れました。ユニバーサルデザインを行う上での7つの原則があります。

1.誰でも入手できて公平に使用することができること

2.使う上で自由度が高いこと

3.誰でも簡単に使い方がわかること

4.必要な情報がすぐわかること

5.たとえ間違えても危険につながらないデザインであること

6.無理なく楽に、少ない力で使用できること

7.アクセスしやすいスペースと広さがあること

誰にとっても快適なデザインを設計するために7つの原則があるとわかりやすいですね。

 

バリアフリーとの違い

よく聞くバリアフリーとは何がちがうのかわかりにくく、混乱する人も多いのではないでしょうか。バリアフリーはハンディキャップを持っている人に対して、使用しやすくを目的にしています。それに対しユニバーサルデザインはハンディキャップがない人も含め、すべての人にとって使用しやすいことを目的にしています。ユニバーサルデザインのほうが対象が広く、ユニバーサルデザインの中に、バリアフリーが含まれています。家づくりにおいては家族全員が今はもちろん、将来年を老いても、障害を持ったとしても「使いやすい」を実現させることが重要です。ユニバーサルデザインの考えを積極的に取り入れていきたいですね。

 

ユニバーサルデザインを使用した家の例

家づくりにユニバーサルデザインを取り入れるのは、具体的にどのような場所なのか例をみてみましょう。

 

事故の多い浴室を安全に

yokusitu浴室は家の中でも高齢者、子どもの事故が多い場所です。浴室にユニバーサルデザインを取り入れるには、床材、手すり、浴槽のまたぎ、入口段差を考慮しましょう。

浴室の床は滑りやすいので、滑りにくい素材を取り入れます。さらに、冬でも床が冷たく感じないよう断熱材入の床材でヒートショック事故の防止ができます。

 

入浴中は立ったり座ったりの動作があるため手すりがあると安心です。手すりは後から取り付けできないケースもあるので、あらかじめ取り付けておくと安心です。

浴槽に一番体に負担がなく入れる浴槽またぎの高さは40〜45㎝。現在販売しているユニットバスはほとんどがこの高さに設計されて安心です。

最後に、浴室と脱衣室の段差を極力小さくすることです。つまずき事故の防止に入り口の段差を解消しましょう。戸建てのリフォームでしたら解消できるケースがほとんどです。

 

広々としたトイレ

toireトイレの面積をあらかじめ広く取っておくと、介護するときや子どものトイレトレーニングが快適です。トイレの面積は大人1人が入れるスペースでじゅうぶんと思う人も多いかと思いますが、ユニバーサルデザインを取り入れるなら車椅子でのトイレ使用を考慮してスペースを確保しておきましょう。手すりの取付、操作しやすいシャワートイレリモコンの採用もあわせて行います。便器のフタが自動開閉するのもユニバーサルデザインのひとつですね。

 

みんなが使いやすい緩やかな階段

kaidan急勾配な階段は足腰の負担が大きくなるばかりでなく、転落の危険性もあります。勾配は緩やかに設計します。2階へ登るのに15段以上確保されているのが望ましいです。階段のレイアウトは踊り場を設けると万が一の転落の際も、被害を最小限におさえることができます。さらにみんなが安心して使えるよう手すりの取付、フットライトの取り付けも必要です。

 

こんな場所にもあるユニバーサルデザイン

家の中のさまざまな場所でユニバーサルデザインは取り入れられています。

人気のタッチレス水栓、引き戸のソフトクローズ、折れ戸の指はさみ防止、電動シャッター、ワイドスイッチなどもユニバーサルデザインです。家の中で当たり前に使用していたものたちは、ユニバーサルデザインを考慮して設計されています。誰もが使いやすく快適なユニバーサルデザインは今の住宅の標準仕様になっていることがわかりますね。

 

リフォームでユニバーサルデザインを実現するポイント

リフォームでもユニバーサルデザインの家は実現できます。リフォーム計画を行うポイントを紹介します。

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現状の心配ポイントを洗い出そう

まずは現状の暮らしで心配になるポイントを見つけてみましょう。リフォームをしたいのであれば「使いづらいな」「危ないな」と思うことは必ずありますよね。もしないようでしたら、家族にヒアリングしてみるといいですよ。あえて口には出さないけれど、不便に思っているポイントを導けます。リフォームの目的を使いづらいから使いやすいにすることはユニバーサルデザインの第一歩です。

 

設備機器の交換で安心安全を

senmen住宅設備機器(トイレ、洗面台、キッチン、浴室など)の最新製品はユニバーサルデザインを高考慮して設計されています。トイレを交換してオート洗浄付きにしたら快適になった。浴室を交換したら、滑りにくくてヒヤッとしない安全な浴室になった。このように設備機器の交換によって誰もが使いやすいと感じますし、これから先も快適に使えます。設備機器のリフォームは複雑な工事がいらない場合が多いので、どの住宅でもユニバーサルデザインの家に変化できるリフォームと言えます。

 

段差の解消は大掛かりになることも

30年以上前の住宅やマンションでは、廊下と各部屋の段差が生じているケースはよくあります。その段差解消はリフォームで実現できる場合とできない場合があります。できたとしても大掛かりな工事が必要になる場合もあります。段差の解消が可能かはご自身で判断できませんので、まずはリフォーム会社に相談してみましょう。

 

まとめ

ユニバーサルデザインは、障害がある人のためだけでなく、子どもからお年寄りまで誰もが快適に使えることを目的としたデザインです。住宅の築年数経過とともに家族のライフスタイル、身体状況は変化していくものです。そんな変化に対応できるよう、ユニバーサルデザインを取り入れて快適な家づくりを目指していきましょう。

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