リフォームコラム

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梅雨が来る前にやっておくべきおすすめリフォーム
内装
2021年5月10日
四六時中じめじめと雨が降り続ける梅雨は、憂鬱になる季節ですよね。
通勤や通学も大変になり、洗濯物を干すのも一苦労…。
晴れ間が顔を見せてくれないと、人の心もどんよりと曇ってしまうものです。そんな梅雨が負担になるのは、人だけでなく家も同じといえます。梅雨の長雨が続きたくさんの湿気に晒され続けると、家のあらゆる部分に徐々にダメージが蓄積されていきます。
普通の雨ならそのうち乾燥してくれますが、何日も雨ばかりが続いてしまう梅雨の時期は家が乾くタイミングがないため、致命的な損耗につながりかねません。
大切なご自宅が取り返しのつかないダメージを受けてしまうのは、避けたいですよね。
そこで今回は、梅雨を乗り切るためにおすすめのリフォームプランについてご紹介させていただきます。
梅雨で受ける影響から家を守りたい人に、ぜひ参考にして頂ければ幸いでございます!

梅雨の時期にありがちなお家トラブルとは

日本の梅雨の季節は、湿度70%以上気温は25度以上にも達する高温多湿な環境が特徴です。まずは、そんな梅雨の時期を迎えると家にどんなトラブルが起きるかをチェックしてみましょう!

どうして「梅雨」にはカビが生えるのか

kabi梅雨のトラブルとして一番に挙げられるのが、湿気から来るカビの発生です。雨が続くと、なんだか部屋の中でカビ臭さを感じてしまうといった経験が、みなさまも一度はあるのではないでしょうか。
暖かく湿気が多い環境は、カビにとって最も繁殖しやすい条件です!
さらに、カビの繁殖に必要な栄養素が加わることによって、一気に増殖を始めます。
部屋の隅に残ったホコリや繊維質、水場の水垢や皮脂汚れなどは、カビが育つための栄養素となってしまうため、そういった場所にカビが繁殖しやすいのです。

 

カビを餌にするダニが発生

daniまた、同じように高温と多湿が引き金となるトラブルとして、ダニの発生も挙げられます。ダニに噛まれると、激しいかゆみに襲われるだけでなく、アレルギーやアトピーなどの原因ともなり、それでいて目視しての退治が難しい極めて厄介な害虫です!
布団、畳、ペットの毛など、さまざまな場所に繁殖する害虫ですので、少しでも発生を抑制するためには、湿気対策が欠かせません。
また、梅雨の雨が直接的に家に影響を及ぼしている例としては雨漏りが挙げられます。
長期にわたる雨によって、屋根や壁面などの塗装が剥がれたり腐食する経緯で水気を処理できなくなり、雨漏りに繋がってしまうというケースが少なくありません。
これらのトラブルを未然に防ぐには、適切な梅雨対策が必要不可欠なのです。

 

水廻りにカビを発生させないリフォーム

しかし、対策を講じると言われても、具体的な例をイメージすることは難しいですよね。
そこでここからは、梅雨の湿気対策に繋がる、いくつかのリフォーム例を取り上げてみたいと思います!
梅雨の時期、室内の湿気に繋がる要因の1つとなるのが、洗濯物の室内干しです。
雨が降っている中では外に干せずに、やむなく室内に干した洗濯物が、室内の湿気をより増加させるという悪循環が生まれがちです。
対策が難しいように思えますが、リビングや洗面所などに収納型の物干し竿ユニットを設置するリフォームは、有効な手段として考えられます。
通常の物干し竿は、日常生活の邪魔になってしまいますが、収納できるユニット型の竿であれば、雨の日以外は生活スペースを邪魔しないようにしまっておけるのです!
併せて、洗濯物を乾かすためのファンを設置するのも良いでしょう。
ファン、扇風機、サーキュレーターといった器具は、湿気の対策として、とても有効な手段の1つです!
部屋の中の空気が停滞し、よどむことによって、湿気はカビなどを呼んでしまいます。
しかし、定期的に空気を流動させれば、ある程度これを抑制することができるのです。
また、元々湿気の多い水廻りの設備は、梅雨になるとカビの被害を最も受けやすい場所。
キッチンなどの水廻りを、汚れに強い素材へリフォームしておくことで、カビの発生を大きく抑制することができるはずです。
雨漏りへの対策としては、屋根や外壁が老朽化していないか、予めチェックしておくのが重要です!
屋根などに用いられる塗料は、恒久的に機能が保たれるものではなく、耐用年数がある程度定められています。
また、瓦や板金についても同様であり、新築や前に行ったリフォームから、10年以上の年数が経過している場合は、既に老朽化が進んでしまっている可能性が考えられます。
そのため、定期的に修繕やリフォームなどを考えていくことが、梅雨にも負けず、家を長持ちさせるための秘訣といえるでしょう。

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梅雨対策に最適なエコカラット

梅雨対策にはリフォームが有効だとお話ししましたが、1つ1つの場所ごとに順番に対策をしていくのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが、LIXILが手掛けている調湿効果を持った住宅用の壁、エコカラットです!
エコカラットは湿度が高い時には、湿気を吸収してくれる機能を持っています。
この機能は梅雨の時期に極めて効果的であり、何日も降り続く雨によって生じたジメジメ感を吸い取って、室内を快適な状態に保ってくれるのです!
バスマットなどに使用される珪藻土と比べるとおよそ6倍、調湿壁紙との比較だと、25倍以上にも及ぶ湿度の抑制効果があるとされています。
梅雨だけでなく、部屋が乾燥しているときには加湿をしてくれる機能もあるため、1年を通して快適な環境が保たれるのが嬉しいところだと言えます。
また、嫌な臭いを脱臭してくれる効果も持ち合わせているので、梅雨の時期のカビ臭はもちろん、タバコ臭、ペット臭などの抑制効果が期待できます。
お手入れも水拭きでできると非常に簡単なので、ぜひ梅雨に備えるためのリフォームとして、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

matome今回は、家の大敵である梅雨の対策について、お伝えさせていただきました。
梅雨は生活にさまざまな影響を及ぼす、大変な季節です。
ですが毎年来る時期がわかっている分、事前に対策を立てやすいのも梅雨の特徴といえるでしょう。
梅雨の時期の前にはしっかりと備えをして、大切なご自宅を湿気や雨から守りましょう!

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